一喜一憂blog

当面の目標である金融資産500万円と末っ子長男と家庭菜園の雑記

投資とチューリップの意外な関係に冷静な判断を学ぶ

春の花といえば頭に思い浮かぶのはやはり卒業、入学の背景に欠かせない『桜』ですが、家の軒先や庭に咲いている色鮮やかな『チューリップ』も私は好きです。

 


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チューリップは可愛い見た目や色の種類も豊富なことから子供たちにも人気があります。

 

生育期間は少し長めではあるものの、細かな世話を必要とせず、簡単に花を咲かせられるので、片手間の園芸にもピッタリです。

 

今は球根も簡単に手に入り、馴染みやすいチューリップも昔は投資の対象として扱われたこともあります。

 

身近なものであるからこそのチューリップ豆知識を紹介します。

 

チューリップ・バブルとは

 

1600年代のオランダ(ネーデルラント共和国)で起きた、チューリップの球根取引によるバブル経済です。世界初のバブル経済として知られており、冷静な判断と長期的な目線で投資を行うことの大切さを教えてくれる出来事でもあります。

 

なぜチューリップが投資の対象になるのか


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チューリップの原産は中央アジアの高原地帯で、その見た目とは裏腹に過酷な地域で育つ植物です。そこから中東ルートを通ってヨーロッパへと伝わっていくわけですが、この頃のヨーロッパではチューリップほど鮮明な色をした花はありませんでした。珍しくて美しいとなれば、それはお金持ちの欲しがるところとなり、いわゆるステータスシンボルとしてチューリップは富裕層から支持を集めます。

 

現在でいえば高級外車や宝石のようなものでしょうか。

 

さらに高価な「ブレイク現象」の個体


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また品種改良によって様々な色の品種が生み出される中で、花弁の色が単色ではなく、別の色が雑ざって模様をつくる個体が稀に現れたそうです。それを「ブレイク現象」と呼び、その稀少性と花弁の模様の芸術性から、特に高額で取引されました。

 

高騰するチューリップ価格


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お金持ちが欲しがる、つまり高く売れて儲かると話題になったチューリップの球根取引は、富裕層だけではなく、労働者たちも参入してきました。借金をしたり、家財や仕事道具を売り払って球根を購入し、高値で転売する。高値で売れると分かっているなら、さらに借金してでも購入しようとする。こうしてチューリップの価格はどんどん高額になりました。

 

バブル経済の発生というのは今も同じで、アメリカの"サブプライムローン"という言葉が有名になった住宅バブルしかり、1980年代後半の日本のバブル経済しかり、です。

 

バブルは弾ける

 


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バブル経済とは名のごとく、膨らみすぎると弾けて消えてしまいます。このチューリップ・バブルも当然のことなが、あまりに高騰しすぎたため、買い手がつかなくなりました。"チューリップは儲かる"と人々の間で話題になったように、"チューリップは売れなくなった"という出来事はすぐに広まって、一気に値崩れしました。

 

この頃には球根現物の取引ではなくて、球根を掘り起こしたときに買い取る権利を取引する、先物取引のような形態になっていました。この権利書を渡すときに数パーセントの手付金を受取、現物を渡すときに残りの代金を受け取るという仕組みだったそうです。

 

チューリップが高値で売れるからこそ借金までして資金を用意し、取引をしていた人たちは取引価格の大暴落によって大混乱になりました。

 

最終的には裁判によって、手付金+元々の取引価格の3.5%を支払えば、残りの代金は免責になるということで落ち着いたそうです。

 

おわりに


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バブル経済は対象がもつ価値、今回の場合はチューリップですが、それに対して取引価格(資産価値)が大きくなりすぎてしまう現象です。投資も投資対象を選別する際には、市場の熱狂に惑わされずに、株式投資であれば企業分析を、不動産投資であれば内見をするなどして、冷静に価値を見極める必要があります。

 

ビットコインが儲かる、半導体が来てるなどの話を簡単に信用して投機に走れば後で必ず痛い目にあいます。なぜ儲かるのか、ビットコインとはどんな仕組みなのか、半導体関連は何故伸びているのか、今後も続くのか、手を出す前に一度冷静になって、自分の判断で投資できるようになれば、「私も投資家です」と言えるのではないかなと思います。

 

と、いうような歴史を持つチューリップを育ててみることをお勧めします。チューリップは単純に花がかわいくて色鮮やかで素敵な花です。

 

↓我が家のトイレで咲き誇るチューリップ


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