本業の忙しさに振り回されてブログからフェードアウトするところでした。仕事量に忙殺されていたというよりは、抱えている案件のトラブルに振り回されていたという状態でした。ただ一方では通常業務もピークを迎えていたので、代わりに大車輪の働きをしてくれた従業員には感謝の意を評します。
枝豆の植え付け
久しぶりにブログを更新するに当たり前回の投稿を確認したところ、『えだまめ』の植え付けに触れておらず、表題回収していないことが判明したので回収を試みたいと思います。
じゃがいも植え付けと時を同じくして『えだまめ』も子供たちの手を借りて行いました。
畝立て
じゃがいもの畝と同じく、植え付け場所は冬の間に白菜を植えて失敗した場所です。そこをそのまま、雑草を除去して掘り返し、常に整えて"えだまめ畑"としました。特に施肥もしていません。
実は手間のかからない作物
えだまめは神経質にならずとも、お世話もソコソコに、それでいて丈夫に育ち、さらに土壌も整えてくれるという"スボラ家庭菜園"の救い主のような作物です。生育期間も2〜3ヶ月で、窒素固定による土壌改良が期待できるので、年間の家庭菜園計画に必ず入れておきたい魅力があります。
播種、育苗
過去にはセルトレーを使用して発芽から育苗までは株ごとに行いましたが、今年は畝を立てて直播きを行いました。深い理由はありません。手間を惜しんだまでです。手間を惜しまないのであれば、セルトレーに2粒ずつ撒き、しっかり育苗したほうが育てやすいのではないかなと思います。なんせ種というのは大豆なので、直撒きするとスズメやハトなどの単なる餌です。雨などで地表に出てきたらすべて食べられて終わりです。また、発芽まで育てられても、暖かくなってきたこの時期、ネキリムシなどの格好の餌になります。対策の農薬を撒くなど手間をかけるなら、セルトレーで大切に育てるほうが確実で無難です。

播種は必ず2〜3粒で植え付けます。発芽するしないの保険的な意味合いもありますが、複数苗を揃えて育てると、互いの根が絡み合って支え合い、風によって倒れるのを防ぎます。基本的には2苗1組が育てやすいので3粒撒いて、1つを間引く育苗がおすすめです。
秋にも育てられる
えだまめは春植え、秋植えとあります。どちらがどうとは思いませんが、我が菜園は「春植えはホームセンターで購入、生育した一部を秋植えに使う」方法で運営しています。
種取り
えだまめは収穫せず枯らすことで、次回の種子として採取できます。つまり理論上は1回種を購入すれば、以降自家栽培で回し続けることが可能です。あくまで理論上の話で、豆にしろ芋にしろ、販売されているものは様々な規定を満たし消毒処理などを経て、発芽しやすい、育ちやすいようになっています。つまり実際の自家栽培は植物の病気や腐食によってそこまで上手には育たないことが多いです。それでも実は自分たちで消費するには十分レベルのものができることも事実なので、自家増殖も挑戦してみるとたのしいです。
我が家の場合
ここからは実際に私が栽培してきた経験から『えだまめ』家庭菜園の進め方を書いていきます。
植え付け前の準備としては、大方家庭菜園のサイトは畑に石灰を播種2週間前に石灰をまき、1週間前に施肥、です。しかし今年はそこの作業をはぶき、畝の掘り返しだけ入念に行いました。

えだまめは地中に対して垂直に根を伸ばす植物なので、なるべく深く土をかき混ぜて柔らかくしておきました。プランターで育てるならば、深さは2cm程度を目安にすると良いです。したがって畝も20cmくらいは高さが欲しいところです。
播種は2粒ずつ、株間およそ30cmで行いました。植え終えた時点で、種が結構余ったので3粒ずつ植えてから間引きするのもありかと思いました。余った種はプランター等で育てたいと思います。2〜3粒播種は前述の理由ですが、春植えは特に春から初夏にかけて風がよく吹くので、倒れるのを防ぐためです。
害虫対策
発芽し始めたら、ネキリムシ対策のため"ネキリベイト"など害虫対策も必要になります。ネキリムシに狙われると、苗がバラバラに食い荒らされるという悲惨な目に遭います。したがって本来なら育苗ポットなどである程度育てて露地へ植え替えます。
暖かくなり始めると、防虫ネットなどで害虫対策が必要になります。
枝豆の天敵は「カメムシ」。昨年などは大量発生で話題になりましたが、カメムシは枝豆に対して吸汁するので、スカスカのサヤができたり、枝が萎れて枯れてしまいます。5月頃がまさにカメムシのピークなので、少しでもえだまめが育ってきたら、すぐに防虫対策をします。

追肥
本葉7つごろに追肥を行います。えだまめは非常に強い植物で、この追肥は行わなくても育つそうなので、肥料がなかったりしても諦めることはありません。
収穫
株当たり8割くらいのサヤがしっかり膨らんだら、いざ収穫です。家庭菜園規模の栽培でも中々の量が収穫できます。我が家の規模ではだいたい24株で、大きめのボウル一杯くらいは採れます。なので手作業が結構大変です。
緑肥づくり
収穫後、枝豆の場合もう一仕事です。豆を採り終えて残った葉や茎はとても良い緑肥になります。しかも収穫時期的には、これから暑くなり湿度も上がる初夏です。緑肥として秋植えや来年のために土壌改良ができるとは一石二鳥です。ただひと手間、なるべく細かく切り刻んで、土にしっかり混ぜ込み、水をまいておくことは忘れずに。
おわりに
枝豆という植物はそれ自体の生育に手間をかける必要がなく、それでいて土壌を他の植物も栽培するのに有利な条件へと改良してくれる何得にもなる植物です。少しの深さがあればプランターでも十分育てられる植物なので、まさにこれから家庭菜園をしていこうとする人に最適です。
これからも生育状況を追いかけて載せていこうと思います。